DeNA流リーンスタートアップ。「3年間で24事業立ち上げ19事業を閉じた」新規事業チームが語る、10の経験則

DeNA流リーンスタートアップ。「3年間で24事業立ち上げ19事業を閉じた」新規事業チームが語る、10の経験則

テクノロジーの進歩により、日常を豊かにするサービスが、次々生まれています。しかし、実際はその多くが数年で閉じてしまっている現状があります。なぜ新規事業はうまくいかないのか。多くの新規事業担当者や経営層が直面している問いでしょう。 DeNAのサービスインキュベーション事業部は、ゲーム以外の多くの新規事業立ち上げを担う、社内ベンチャーのような組織。この3年間でリーンに24事業の立ち上げを行い、うち19事業をやむなく閉じてきました。 すべての新規事業に通じる、成功確率を上げるための「鉄則」があればいいのですが、市場環境や業態など多くの変数により、大事にすべき考え方や取るべき手法はそれぞれ。ですが、多くの事業を立ち上げ閉じる中で見えてきた「経験則」を参考にすることはできます。 今回は新規事業立ち上げに"フルスイング"する同事業部のプロダクトオーナーと部長が企画フェーズ、グロースフェーズ、そして組織マネジメント編にわけて、10の経験則を語り尽くします。 企画編 検証したい仮説(コアバリュー)を一つに絞る 水谷:DeNAのサービスインキュベーション事業部で企画に携わる私たちは、プロダクトの仮説を検証する場合、仮説と検証を一つに絞ります。仮説に仮説を重ねると、何の仮説も検証できないことがよくある。だから仮説は一つに絞り、その検証の目的が何かを事前に明確に決め検証を行います。 サービスインキュベーション事業部企画推進部 水谷友一(みずたに ともかず) クンカブルプロダクトオーナー。2016年にクンカブルを立ち上げた。 新規サービスに機能を積み込みすぎてしまって、検証の切り分けできなくなる状況、よくありますよね。これは避けるべきです。小さい単位で解析することで、開発コストを少なくできるメリットもあります。 想像で仮説を立てず、現象を拾う 水谷:企画を考える超初期段階では、TwitterをはじめとするSNSをひたすら見て、実在するアカウントの苦労した点・不満点や解決方法を観測します。そのフラストレーションを解消することがニーズの仮説検証と、MVP【※】の発見に繋がると考えています。 ※ MVP……Minimum Viable Product。顧客に価値を提供できる最小単位の製品

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