ライターのなり方、手っ取り早いのは「ひたすら書く」こと

とんちんです。

 最近「ライターになりたいんですけど……」という相談を受けて、未経験者にとっては入り口がナゾな職業なのでは?と思いました。炎上しなきゃダメ?業界のエキスパートにならないとムリ??そんなことはありません!!ナニモノでもないあなたでも、ペン1本(今はキーボード?)あればご飯が食べられます。突き抜ける勇気や自信はないけれど言葉をつむぐ仕事をしたい。そんな未経験者がライターになる方法を考えてみました。

ホントにライターになりたいの?

 いきなり釣りのような見出しですがそんなつもりはありません。ライターの仕事ってクライアントに求められる文章を書くことなんです。類いまれなるセンスで格調高い名文を書くのではなく、わかりやすい文章を書くのが仕事。自分の好きなことを好きなように書いて稼げるワケではないのです。自分の意見を言うのは深い専門知識・能力があるコラムニストの役割。同様に独自のセンスで発言するエッセイストもライターではありません。

自分の得意ジャンルを洗い出してひたすら書く!書く!!

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 それでも書きたいんだ!ライターになるんだ!!というあなた。どんどん書きましょう。今はSNSでも情報発信できますが、文章力アップにはブログがいちばん。なんとな〜くなノリで日記を書くのではなく「誰かにとって役立つ情報を発信する」ことを意識して。内容は自分の好きなことや興味が強く詳しいジャンルについてが書きやすいです。専門家でなく「普通の人よりちょっと知ってるレベル」でOK。ネタは趣味や今の職業などとからめていくといいでしょう。定期的に記事を更新し、1~2日で1本800字超の記事が書けるようになるとグッド。WordPress(HTML+CSS)で立ち上げと運営ができればいうことなし!

トレーニングに「クラウドソーシング・タスク型」の仕事

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 クラウドソーシングも文章を書くトレーニングになります。ライティング初心者にもオススメなのが「タスク型」の仕事。200字〜多くても500字と文字数が少ない案件が多く、ライティング初心者でも負担が少ないのが特徴です。なかにはネットで言葉を調べてテンプレートに言葉を入力するだけの仕事もあるほど。単価の安さには目をつぶり1週間◯本!など自分でノルマを決めて書くことを習慣化しましょう。

※サイトにはライター向けの仕事も多く掲載されています。しかし初心者には

  1. 文字数が多い案件が多い
  2. 文章のフィードバックが得られない

ことからあまりおすすめできません。

専業ライターになるなら就職するのが近道

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「ノウハウを知りたい」「プロとして多くの記事を書きたい」なら就職して専業ライターをめざしましょう。文章力を磨くなら雑誌などのオールドメディアでもネットメディアでもOK。私は雑誌出版社がはじめの一歩でした。ライティングはもちろん特集の企画立てや外注ライターの文章編集など、コンテンツ制作の基礎をたたき込んでいただきました。

 閑話休題。仕事探しには転職サイトも使えますが気になる出版社や編集プロダクションのホームページとSNSは最低限チェックしておきたいところ。特にウェブメディアは自社メディアで求人を打つ企業が多いです。応募するときにはあなたの「実績」としてブログのURLを伝えるのも忘れずに。
 寄稿やネタのタレコミをするのもテです(とはいえ、素人のネタが採用されるのは難しいですが……)。こちらのTechcrunchのように、さまざまなメディアで募集されています。


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 就職先選びでもっとも大切なのはすでに編集者や先輩ライターがいる組織であること。今(2015年現在)は「これからウェブメディア事業を(初めて)たちあげます!ライター・編集求む!!」という募集も多く見かけますがこうした求人には注意。未経験者ひとりだけでウェブメディアの立ち上げや編集部づくりをするのは難しいです。きちんと編集部組織があるかを確認しましょう。

コラム・欲しい人材は「どうすればもっとよくなる」か提案できる人

「書くことが好きだからライターになりました」「御社の◯◯(製品名)が好きです」好きだという気持ちはステキだと思います。しかし企業が欲しい人材はいちファンではなくカイゼンができる人です。「競合サイト△△と差別化するためにこうした特集を組んでみては」や「御社のリソースを生かして新規メディアを立ち上げたい」など。どの仕事にもいえますが、あこがれだけでどうにかなるものではありません。

自分からアピールして売り込んでいこう

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 セミナーやイベントもアピールの場です。メディア関連のセミナーなど現役の編集者がいるところに顔を出しましょう。編集者はどこにいてもおもしろそうな人がいないか探してしまうもの。いつ声をかけられてもいいように名刺を用意しておきましょう。お勤めのかたは企業のものでも大丈夫。名刺交換後はぜひコンタクトをとってみてください。「自分はこんなことができます!」と売り込んでくれるかた、大歓迎です。

まとめ

  • ライターに求められるのはわかりやすい文とクライアントへの対応能力
  • ブログなどで継続して情報発信することが大切
  • クラウドソーシングだけではすぐに稼げない。修行の場として使うべし
  • 専業ライターになるなら就職するのがいちばん。「経験者」のはくもつく

 ほかにも専門学校や講座に通ってコネをつくるなどの方法があります(本当に必要かどうかはさておき)。こうして見ていくと、ライターになる入り口って狭いようでけっこう広いのです。まずはブログ運営からはじめてみませんか?